少し風が冷たい場所…。 デュークのみんなが好きな場所…。 誰にも邪魔されない静かな場所…。 そこに彼はいた。 「っ…はぁはぁ……京雅さん!!」 本を読んでいる京雅を呼ぶ。 「……真琴か…。」 静かに言い本を閉じる。 「走ったのか…?」 「っ……なんで……」 「ん?」 「なんであんなことしたんですかっ…!?」 真琴は声を張っていった。 走って息が乱れたせいか声がカラカラだけど。