「んん!?皆さんそろそろでないと生徒会朝会に遅れてしまいますよ!!」 万桜がそう慌てて言い立ち上がった。 その言葉に四人が腕時計を同時に見る。 「「「「ーーー………!!!」」」」 その瞬間、勢いよく立ち上がりそろって麗子さんに頭を下げ車に乗り込む。 「ほら、真琴様も行きますよ!!」 まだパンを一個しか食べていない私はもう一つを急いで口につめた。 間一髪、万桜ちゃんに引きづられる前に口に運べて良かった。 「い、いっひぇひまふ!!」 そう麗子さんに言い残して……