「あらあらそれは真琴にプロポーズをしているのかしら?」


麗子は笑いながら言う。


「麗子さんっ!!」


真琴が嗜める。


「一件落着したことだし、勉強しようか!」


黎音が言い出す。


「え……黎音さんの口から勉強が…」


亜季斗が静かに言う。


「何か言ったかい?亜季斗よ。」


「い、いえ……」


「ふふ、楽しいですね♪」


真琴が笑う。


「君は笑っている場合じゃないよ。三日間かけてみっちり教え込んであげるから☆」


拓馬はそう言って真琴の腕を掴む。