愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「…ごめんなさい……」


真琴が頭を下げて誤った。


「真琴ちゃん、養子って本当?」


拓馬が優しく聞く。


〝コクンッ……〝


真琴は小さく頷く。


「そっか……。何があったとかは聞かないけど、養子ってことは嘘ついて欲しくなかったな。」


拓馬が言う。


「ごめんなさい……だって庶民があんな学園に入れるなんて……」


真琴はそう言うと制服についているバッチを外した。


「真琴先輩……!?」


「真琴様……!?!?」


「真琴……?」


「…嘘つきは学園にいてはダメだから……私なんて最初からあの学園に相応しくないんだよ。麗桜さんたちが言ってたことは間違ってないから…。」


真琴はそう言いバッチを拓馬の手に握らせた。


「それって……」