愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「「「………え………?」」」


その場の全員が言葉を失った。


ただひとり、平然とした顔をしていた人がいた。


「だよね、じゃなきゃこの学園の制度に口出すわけないし、亜蔵家や相模家を知らないはずないし。」


「……亜季斗くんは気づいてたんだね…。」


「あたり前でしょ、他のみんなも薄々知ってたんじゃないの?でも、信じたくなかったんでしょ?」


亜季斗が冷たく言う。


「やっぱ、一家を滑るものは鋭いね。」


拓馬が関心しながら言う。


「信じたくなかったけど……」


黎音が苦笑いで言った。