「そんな…マーキスだなんて…」


「万桜ちゃん。私princessとかわからないけど、万桜ちゃんがいてくれると気持ちも楽だから一緒に行こう?」


「真琴様……」


「ほら、当の本人が言ってるんだからいいでしょ?」


「黎音様…亜季夜様…亜季斗様…拓馬様…ありがとうございます。」


万桜はそう言って頭を下げた。