「はぁ?拓馬…お前何言ってるのかわかってるのか?」 京雅が言う。 「うん。真琴ちゃんは僕がもらうからさ~」 「えっ……?」 拓馬がそう言った瞬間部屋の空気が冷めた。 「あ、そういえば…真琴先輩は寮に入らないんですか?」 亜季夜が聞く。 「寮…?」 「なんだ。それも聞いてないの?」 亜季斗が言う。 「うん…。」