時間はどんどん過ぎていき
いつの間にかお昼の時間。
「さち!一緒に食べよう。」
私が誘うともうその気満々で
「もちろん!」
と返事が返ってきた。
私達は前後の席をくっつけ
お弁当を食べ始めた。
「あのさ、ちょっと
聞いてほしいことがあるんだけど…」
私はさちに本題を話し始めた。
昨日、モヤモヤしたこと
胸が痛かったこと、笑顔が
頭から離れないこと。
話し終わってからさちは
目を輝かせていた。
「ことり!
私も聞いてほしいことがあるの!」
さちは私の話を聞き終わった後
昨日の
お兄ちゃんとの会話を話し出した。
内容は本当に色々で
でも話していて
とても楽しかったという。
しかもすごく優しかったらしく
笑顔を見るたびにドキドキしたらしい。
でもみんなにこんな風に
接しているのかなとか色々考えて
胸がモヤモヤしたんだって。
私の気持ちと似てる。
「私の気持ちとすごく似てるの。
ことりの気持ち。だから嬉しかって
すごく安心した。」
さちは恥ずかしそうに笑った。
「似てるね。でも何でかわからない。
この気持ちの正体がわからないの。」
私は正直に話した。
「私も…」
さちも同じだった。

