さちもまた、明日ね!と手を振り返していた。 はるとくんは…じゃあなと言って 歩き出した。 また無表情だけど 今日は少しだけはるとくんに 近づけた気がした。 お兄ちゃんが 「はるとと何話してたんだ?」 ときいてくるもんだから 「まぁ色々〜。」 適当に答えておいた。 「でも珍しいな。 はるとが女子と話すなんて。 でも俺の妹だから話すか!」 お兄ちゃんは笑っていたけど。 妹という言葉に少し胸が痛んだ気がした… はるとくんは私が お兄ちゃんの妹だから話してくれたのかな? 少しモヤモヤした。