「は、はい!」
はるとくんから話しかけてくれるなんて!
というか、緊張してつい噛んでしまった。
「あぁ、さっき悪かったな。」
さっき?
なんか謝られることされたっけ?
「なんのことですか?」
心当たりがない私はきょとん顔。
「さっき腕引っ張った時痛くなかったか?」
腕…ああ!
私達はファンから逃げてくるときに
腕を引っ張られていたわけなんですが、
それがなぜかごっちゃになり
お兄ちゃんではなく、はるとくんが
私の腕を引っ張っていたんです。
びっくりしたけど
その時は必死でそれどころじゃなかったから。

