「さっきね、そうたくんが
さちの料理は美味しいねって
褒めてくれたんだぁ♪」
ルンルンでさっきの話をするさち。
さっきというのは
私がはるとくんを起こしにいっていた
時だろう。
だんだんと進展してきている2人。
さちがお兄ちゃんの彼女になる日は
そう遠くないのでは?
「よかったじゃん。さちはいいなぁ。」
はぁっとため息をつく私に
「どうした?何かあった?」
と心配してくれている。
「私はいつも空回りで
変なことばっかり言っちゃうから。」
はぁっとまたため息をついた。
「そんなの私もだよ!
今日だって料理褒めてくれたのに
素直にありがとうって
言えなかったもん。」
「そうなの?」
「うん!それで別に普通だよって
また強がっちゃって…
素直なことりが羨ましいよ…」
そっかぁ。さちにも失敗って
思うことがあるんだよね。
私だけじゃないもんね。
「恋って難しいね…」
「ねっ。」
私達はあははと苦笑した。
恋は問題ばかりです。

