「わりぃ!俺なにした?
まじ、ごめん。」
私の体からバッと手を離すと
焦った様子で謝ってきた。
そんなに謝らなくてもいいのに…
私、嬉しかったのに…
私はのそのそとベッドからおりて
「遅刻しちゃうから
起こしに来たの!勝手に部屋
入ってごめんね。」
とりあえず、謝ろう。
「そっか…まじごめんな。」
体を起こして下を向いて
自分の髪の毛をくしゃくしゃとした。
「い、いいの!その…嬉しかったし。」
目の前のはるとくんは
私を見て驚いている。
わ、私何言ってんの!
バカ!これじゃあただのキモい女だよ!
恥ずかしさのあまり逃げるように
部屋を出た。
あーぁ。もう何やってんのよ。
それからはなるべく
はるとくんの顔を見ないように
学校につくまで
ずっとさちと話していた。

