「何でよ〜。
手繋いだきたってことは
絶対ことりの事そういう風に
見てるんだってば!」
それは違うと思うなぁ。
「それは違うと思う。
多分、
私の事は妹程度に思ってるんだよ。」
自分で言って悲しくなってきた。
「そうかな?私には
そうには見えないけどなぁ。」
さちはえへっと笑った。
「何で?」
「だって、兄ちゃんがあんなに
優しくしてるのことりだけだもん!
妹の私にすら冷たいのに!」
そうなの?でもそれは…
「お兄ちゃんの妹だから
気使われてるんだよ…」
って私は思うんだよ。
「えー。でもあんなに沢山
喋ってるのもことりだけなんだよ?」
確かに最近よく喋ってくれるけど
「普通じゃない?」
普通の事だと思うんだけど…
「兄ちゃん普段もっと無口!
全然喋んない!私にも無愛想!」
そうなんだ…ちょっと嬉しいな。

