少し早く準備が終わった私は
1人キッチンに向かった。
みんなが来る前に朝ご飯作っちゃお。
冷蔵庫にあった材料を確認し
簡単なものを作り始めた。
サラダに目玉焼きにウインナーでしょ…
それから
「何してんの?」
「わぁ!」
私の顔の横には
はるとくんの顔があった。
ち、ち、近い!近すぎる!
「朝ご飯作ってくれてんの?」
わぁわぁわぁ!どうしよう!
いつも無口なはるとくんが
話しかけてくれてるよ!
「あっ!うん!簡単なものだけど…」
私がえへっと笑うと
「ありがとな。」
そう言ってポンポンと私の頭を
軽く叩き行ってしまった。
な、な、なんだったの!?
今のは何!?
超心臓バクバクしてる…
あぁ…これから私大丈夫かな?