シーーーーーン。



「な、何が起きたの…?」

さちはポケッとした表情で
意味がわからない様子。


私も訳がわからない…


「えーっと…まじ?」

お兄ちゃんがゆっくり口を開いた。

「まじだな…」

はるとくんはさっきまでの
眠そうな表情ではなく呆れ顔。

「どんだけぶっ飛んでんだよ。
あのバカ親。」

はるとくん…口、口悪いよ…


でも

「確かに…」



「どうする?」
さちが困った顔でみんなを見た。



その時



〜♪〜♪〜♪〜




「お兄ちゃんの携帯じゃない?」

私はお兄ちゃんの携帯を指差した。

「ああ。」

そう言ってメールを見たお兄ちゃんは
こっちにやってきて
みんなにメールを見せた。