大人達はすでに大盛り上がりで
子供の事はほったらかし。
「まぁ、食べようぜ。」
やっと落ち着いてきたのか
お兄ちゃんがご飯に箸をのばした。
それを合図に
私達も食べ始めた。
「すごいびっくりなんだけど。
お母さん達同じ職場だったんだね。」
さちが食べながら聞いてきた。
「本当にびっくりしたよ。
一瞬心臓止まるかと思った。」
私もそう返事をした。
「それより、今日泊まるって本当か?」
お兄ちゃんがはるとくんに聞いた。
「ああ、俺ら騙されたみたいだ。
あいつらからは明日出張で帰れないから
今日だけ近くの親戚のうちに俺らを
泊まらしに行くから荷物持てって
言われてついてきた。」
はるとくんはもう元に戻っていて
淡々と答えた。
しかも両親の事をあいつら呼ばわり。
「そうそう!
騙すなんてありえなーい!」
さちがプリプリと怒り始めた。
「てことは、本当に泊まるんだね。」
私は2人に言った。
「まぁ私はことりと初のお泊まり
だからよしとするわ!」
さちはにひっと笑った。
「そうだね!さちとお泊まりとか
やったね!」

