その時、今日そうたが 言っていた言葉を思い出した。 俺は… ことりのことが好きなのか? 俺… そっか… ずっとモヤモヤしていた気持ちが はっきりした。 ことりが好きだ。 俺は泣きそうになっていることりを 引き寄せて抱きしめた。 ことりは固まっている。 「は、はるとく…」 俺はことりの言葉を遮った。 「呼んでない。」 「え?」 ことりを抱きしめたまま続けた。 「さっきの電話は知らない奴からで 名前は聞き返しただけだ。 俺が 名前でよんでんのはことりだけだ。」 俺はことりを離した。