【小鳥said】
私は耐え切れなくなり
玄関を飛び出した。
ダメだ…泣いちゃダメ…
私は追いかけてくるはるとくんを
無視して必死に走った。
何で追いかけてくるの…
でもすぐに捕まってしまい…
はるとくんが優しくするから…
堪えていた涙が一気に溢れ出した。
面倒くさい女だと思われちゃうよ。
はるとくんは私を覗き込んで
なぜ泣いているのか問い詰めてくる。
答えられるもんか…
私は目を合わさずにそっぽを向いて
何でもないと言った。
そうだよ…
何で私泣いてんの…
これじゃあまるで
ヤキモチ…みたいじゃん。
そんなの私が
はるとくんを好きみたいじゃん…
好き…
好き…?
私はるとくんが好きなの…?
すると胸のモヤモヤが
さぁっと解けていく感じがした。
そっか…
私、はるとくんが好きなんだ…

