HRが始まるまで
まだ少し時間があったため
さちは前の自分の席の椅子を
くるっと後ろに向け
私と話していた。
「それにしてもさぁ、
ことりはすんごい可愛いよね。」
いやいやいや…それあなたです。
「どこがぁ?それさちじゃん!
さちめっちゃ美人でスタイルいいし。」
うんうん。だって
さっきからみんなさちのことみてるよ。
特に男子。
「ことりはめっちゃ可愛い!
クリクリぱっちりのお目目にさ
小さくて筋の通った鼻でしょ。
色素が薄くてふわふわの茶髪。
ぷっくりとピンク色の唇。
問題なしじゃん!」
今すごく細く褒められたよね私…
すごく照れるんだけど…

