物語なんか信じない。

ハッピーエンドなんか…幸せなんか絶対に信じない。

奇跡とか運命とか、私は信じない。


真実の愛なんか信じない…。




「んっ…」

「翼、はよ」

「彰?おはよ」

「なんで部屋にいるのかつっこまないのか?」

「どうでもいいわ」

私は平然と服を脱ぎ始める

「わかった!出てくから、脱ぐな!」

そして、彰は部屋を出ていった

私は新しく入る高校の制服を着て、リビングに来た


「翼、朝ごはんいるか?」

「いらない。コーヒー貰うわ」

「ああ!」

私はソファーに座る