「俺は瀬戸内空夜だ。」


「瀬戸内…」


間違いない。この黒髪も瀬戸内ということは…


「あんたは?」

「え?」

「あんたの名前は!?」

「せ、瀬戸内愛だよ」

私は俯いた

「…」

瀬戸内。

やっぱり瀬戸内!

「おい。名前言ったんだから、出てけ。もう俺達に関わるな!」

空夜が睨んだ

「ごめんなっさぁい!…それは無理だわ」

私は冷酷に睨んだ

4人はもちろん驚いた