……。
あー、やっちゃった。
やっちゃった。
私の人生終わったかもしれない。
後悔先に立たずってまさにこのことね。
家に帰ったとたん、はーっとベットにダイブして頭を抱える私。
これはやばい。
やばいどころじゃない。
あの紗英と里咲に反抗してしまった。
あんなにも堂々と。
クラスの皆が全員集合の中での反論。
だめだよ。
明日から絶対に私へターゲット変更だよ。
バカだなー私。
なんであんなこといっちゃったんだろう。
_____『あなたは私のようになってはいけない。
あなたは、鮎沢さんです』
絶対にそうだ。
あんな話、したから。
夢も変なの見ちゃったし。
あー、もう。
明日から学校いきたくない。
学校のスリッパは無事かな?
机の中の教科書は落書きとかされてないかな?
どうしよう。
不安でたまらない。
「______……ぁ……優愛っ!」
「……っ!」
あまりのどすの聞いた声にビックリしてベットから飛び上がった私。
ベットのそばには今にも雷が落ちそうなそんな怖い顔をしてたっているお母さん。
「あんた、いま何時だと思ってんのっ!」
「……え……」
私は、壁にかかっていた時計をちらっと見ると…
「やっばーいっ!」
ベットから私は飛び起きた。
時計の短い針は既に8を指している。
これはやばいどころじゃない。
完全に遅刻だ。



