「私と洸、今 付き合ってるの」 えっ…? 洸、告白したの? 「でも、隆は 返してもらうから」 どういう事? 「ね」 「喋んなよ!!」 幸の迫力に 思わずひるむ 「洸も隆も アンタから 奪ってやる。」 馬鹿にしたような 冷たい目で私を見て 低い声で淡々と喋る 「洸は私が好きなの。」 知ってるよ… だから、私たちは 偽りの恋をして 偽りの愛を感じて 偽りの関係をしてた。