偽装恋愛カレカノ



家に帰れば

愛犬の
リックがいた。

玄関を開ければ
いつもしっぽを
振って迎えてくれる


種類は
ミニチュア
ダックスフンド

クリーム色の
優しい可愛い目

そんな目が
私は大好き


なんたって
何年も親に
ねだったんだもん


「ただいまぁ~」


「今日も疲れた。
リック癒してー」


そう。疲れた。
今日もラブラブな
二人を見て…


「シャンプー
行ったの?
リボンつけてるー
かわいいー♪」


「ホントだ。
かわいーなー」


「…隆。
あんたいつの間に」


「まぁまぁ
いいじゃん。」


「えぇー」


そう言って
リックの前に
しゃがみこんで
リックの毛を
優しくなでる