学校までの道のりが とても長く感じて 学校までの時間が とても永く感じて こんなに学校に 来るのが 嫌だった事はない。 重い足も 隆の手が私の手を 掴んで引っ張ることで 何とか動いた。 靴箱が見える... 校舎に入るのが嫌。 怖い… 「上見ろ」 隆が私に言う。 私は上を見た そこには・・ 「こ・・う?」 洸がいた。