「芽衣」 病室の窓から 外を眺めていたら 洸が広場にいた。 私は手を振った。 少し時間が経つと 洸は私の病室まで 来ていた。 「お前さ」 洸がイスに 座りながら言う 「まだ声でねぇ?」 ・・・なんで そんな事聞くの? 私は首を縦にふった 「お前、ホントは でるんじゃねぇ?」 (でないよ・・) 「そっか・・」 急にどうしたんだろ