「どうぞ」 そう言って スリッパを 出してくれた。 「あっ、 ありがとう ございます!」 「・・・っ」 蓮先輩? えっ? 苦しいのかな? 「大丈夫ですか?」 「はっ…ははは!」 「え゛っ?」 「おま・・ 笑わせんな」 そう言って 今度はお腹を 押さえて 笑い出す。 「真剣なんです…」 「・・・」 「笑わないで くださいよ!」 「ふふっ」 「先輩の お母さん までぇ・・」 「ごめんごめん」 むぅ~… リビングに 入って ソファに 案内される。 「ありがとう ございます」