偽装恋愛カレカノ



歩き出す
蓮先輩の後ろを
ついていく


蓮先輩
大きいなぁ。

何センチ
なんだろ?


「うぉっ」


急に玄関前で
蓮先輩が
止まった。


「もうさすがに
彼女じゃ無理だな」


「です・・よね」


「まぁ母さんに
うまく言っとく」


「・・私
言います」


「言いたく
ないなら」


「お世話に
なるんです。
言わせて下さい」


「そっか・・
分かった」



玄関のドアが
開く音がする。


私はそのまま
ゆっくり前へ
一歩進んだ。