偽装恋愛カレカノ



「私はここに…」


「うわっ。
怖いくらい
場所一緒!」


「嘘!?すごーい」


そんな変な
会話をしてたら

もう家の前。


「ほんとに
すいません」


そう言って
またお辞儀

しようとしたら


蓮先輩が
私の頭をなでた


「へっ?」


あまりに
突然すぎて
顔を上げると


私の頭が
蓮先輩の顎に
ヒットして
鈍い音がした。


「あぁっ!
ごめんなさい」


「いてて…」


…どうしよ