悩んでても仕方が無い。
この人達に帰り道を、聞きてみよう!

思い切って私ゎ口を開いた。

「私、家まで帰りたいの!」

「ふーん、家この辺なの?どっち?」

茶髪の男が聞いてきた。


「最近引っ越してきたの!
コンビニが近くにあったから、
コンビニ探して歩いてたんだけど、
道が分からなくて…。」

そぅ言うと案の定…

「プッ、それって迷子ってこと?」

フハハハハと、笑われた。
ケタケタ笑う茶髪の横で、
皇貴とゆー男が、
「おいお前、コンビニってあっちだろ?」

と、私が進んでいるのとゎ全く
逆の方向を指差した。

さらにケタケタと笑う茶髪。

むーーーーっ。
恥ずかしい表情を隠さないまま
指さされた方向を見るが、
コンビニまでゎまだまだかかりそう。

はぁー。もぉ、足が疲れた。
また着た道戻るのかー。
と落ち込んでいる。

「陸、この子送ってやれ。」

と、皇貴とゆー男が茶髪に言った。
茶髪、陸って名前なのか。

陸「名前なんて言うの?」

奈菜「奈菜、でも送ってもらうなんて悪いよ」

陸「いーのいーの。俺ら暇人だし、女の子1人ぢゃ危ないからね!」

奈菜「ぢゃあ、コンビニまで、お願いします…。」

陸「オッケー」

てなわけで、見ず知らずの人だけど、
送っていただくことになりました。