それでも神田くんが好き

よく分からないけど
自分の感情を上手くコントロールできない。



ドキ


ドキ



ドキ




あー。やばい。
なにか言っちゃいそうだ。
好きとか言ったら今の関係が終わっちゃうのに。






「お腹すいてない?」





そう言えば私、朝から何も食べてないかも





「…すいた」







「だよね笑

だって、今夜の8時だし


ちょっとご飯もってくるね」






そう言って部屋から出て行った






…





え、今8時って言った?!
え、うそ!



だとしたら
カレー作ってたのが12時くらいだから
8時間も私、寝てたんだ…。





あぁー

もっと、仲良くなるつもりだったのに。
ずっと泣いてるし、倒れるし
私ってばなにやってんだろ。




しかも、神田くんにも迷惑かけて…。
泣いた時、抱きしめてくれたし
倒れた時、付き添ってくれたし





あれ?
でも、神田くんっていつから私の看病してたんだろ…







まぁ、とにかくこんなに優しくされたら誰でも神田くんのこと好きになっちゃうに決まってるじゃん…。






「…好き」






本人に言えないから
抱きしめていた枕に呟いた