それでも神田くんが好き

「ところで、なんで泣いてたの?」




「う…ぇと。」





それはなっちと神田くんが付き合ってるって知ったからです。
なんて言えないよぉぉ






「何?」



神田くんが顔を近づけてくる。



ち、近いよ!!
紗羅と話す時より近いよ!!
これを無自覚でやるなんてある意味すごいよ//




「……それは秘密!」




恥ずかしくて神田くんから目を背けた





「ふーん…じゃぁいい。」





どこか気にくわない顔をして神田くんは去っていった。



ズキ…。

ズキ…。




神田くんが行っちゃった。





なんか、心がすごく痛い。







私のバカ。






恥ずかしいからって目を背けちゃったから怒らせたのかな。
それとも、秘密って言ったのがダメだったの?
でも、じゃあなんて答えればよかった?





頭の中は、さっきの後悔でいっぱいになる

神田くん、怒っちゃったのかな…。




さっきまでは、すごく楽しくて…
神田くんと近づけた気がしたのに





今はすごく遠くに神田くんがいる。