アネモネ 〜紫〜

知らない男の子が屋上に入ってきた。




田中「誰だよ。お前!」



?「誰でもいいだろ。お前には関係ねぇ。」





そう言って私に近づいてくるだれか。



?「優姫、行くぞ。」





『う、うん。』


男の子は私の手を引いて屋上から出て行く。




とっさに返事しちゃったけど、初対面だよね?

なんで私の名前知ってたんだろう?


どんどん廊下を進んで行く横顔は、高い鼻と 切れ長な目がバランスよく配置されてるのがわかる。



こんなイケメンの知り合いなんていないしなぁ。








そんな呑気な事を考えてたら、急に男の子が、立ち止まった。