諦めないと誓いました!

「うそだ…」


こんなことあるわけない…。


でも確かに井波くんはあの家の中に入っていったよね?



止まっていた思考が動き出すと同時に、事の大きさに気がついた。



井波くんが…


お隣さん?!!





これは夢でしょうか?



「こんなことってあるの…?」



私は歩道に立ち尽くしたまま、小さくそう言った。