「…う、今、何時…?」 スマホを手繰り寄せて時間を確認しようとすると、 「16時24分」 と、隣から声がした。 「…そっか、16:24かぁ………ってえ、せん、ぱい?」 そこには御察しの通り、ミヤシロ先輩がいた。