「音乃子!一緒に帰ろー。」


「へ?あっ!はい!!」



冬。


寒くて、それにウサギの萌袖が暑そうに見えない季節。



そんな冬に、俺はやりたいことがある。



“サプライズ”


もうすぐで、音乃子の誕生日だ。

だから、



サプライズをしたい。