彼があたしを抱くとき


岸谷に会ったら、なにを言おう。

いいたいことは数え切れない。



自分の身体なんてどうでもいいんです。

先輩が心配してくれなくても、あたしは先輩といられたら、
話を出来たら、
会えたら、
それだけでいい。

何らかの形で先輩の必要な人間の一人になれたら、
たとえ欲求をみたすだけの役割だっていいんです。

自分のことは、自分でやります。

嫁に行けなくても、一人で食べていける工夫ぐらいはするつもりです。

先輩に迷惑はかけません。