教室に戻ると舞花がこっちに向かって走ってきた。
私の一番仲の良い友達、木載舞花。　
高校になってから　
一番最初に声をかけてくれた女の子。
特徴は少しカールした長い髪を
下の方にふたつ結びした
目がくりくりしててとにかく可愛い
私の自慢の友達です／／ ／
「ねえ渚。伊藤と話してるなんて珍しいじゃん。
　どしたの？」　
私はしつこく聞いてくる舞花に大体のことを話すと舞花は
「はぁ！？何それ、ありえないし！
　マジで許せないんだけどっ！絞め殺してやる！！！！」
「もう大丈夫だから。
　伊藤君にも助けてもらったしっ」
必死で舞花の怒りを抑えると舞花はいつもどうりになった。
「あのね、すごいんだよ。伊藤君。　
　知りもしない人のこと、容赦なく蹴り飛ばしちゃったの!!
　初めてかっこいいと思ったの!!　
　それに尊敬したんだよ！
　やっぱ、ただの平均男子じゃないんじゃない？？」