「しつれいしました~」

「もう、無茶しないのよ~」


私は、保健室から出て自分の教室へ戻る。

「沙紀~!!」

「あ、あいっ!」

「沙紀、大丈夫か?」

「え?うん。大丈夫だったよ?」

「‥‥‥熱。」

「え?」

「何度あった?」

「37.5℃」

「大丈夫じゃねぇじゃん!!」