それでも あなたに恋をする。



グラッ


‥‥え?


背伸びをしていた私の足に、

限界が来たらしく、

私の体はフラつき、

床に叩きつけられようとしていた。


あっ、もう‥‥ダメ‥‥‥。


私が、ギュッと、硬く目を閉じた。

すると‥‥‥‥


ポスッ


私は、誰かの腕に、支えられていた。