「そんなに嫌がるなら仕方ないよねっ僕は君が好きなのに...好きなのに...っ!!」
ガシッ...
掴まれた手を振りほどこうとするが彼も一応男であるので到底敵わない

どんどん近づいてくる気持ち悪い彼の顔に

「やだっ!!助けてっっウゥッ...」
涙をポロポロ流しながら助けを求めていると
「おい」
と後ろから威厳のある低い声が聞こえてきた
「誰だ!君は!!僕たちは今いいところなんだよ!邪魔しないでくれ!!」

「お前目おかしいんじゃねぇの.あきらかそいつ嫌がってんだろ。離さねーなら俺お前に何するか分かんねーよ??」

この声聞いたことある...
聞くとなぜか少し落ち着く気分になれた
振り返ると...

「山崎くんっっ」