「ま、大丈夫」




それから無理矢理何度もご飯が運ばれた。




蒼の手料理全てが…。







「…も………ら…ない」




「ん。…頑張った」





頬に短いキスが落ちた。




「…え」




「薬持ってくる。…待ってて」





体が今度は椅子に下ろされて。




……今ほっぺに…。





「……何?また熱でも上がってきた?俺のキスで」




「……か」




「ん?」





「…バカ!」




「…バカとか言っといて顔はにやけちゃってますけど」




「…ん…ぅ……嬉しい…んだ……もん」





「……んは、嬉しいんだ」





何言ってんだろ、私。