──ガラガラ…ガラガラ…… 「…高島どう?季蛍の方は」 蒼先生は何か紙を眺めながら入ってきて。 「…血管を探してます」 「えぇ…点滴?」 「…珍しくないですか?血管ないですよ」 「…はぁ?」 『ちょっとこれ見といて』と蒼先生はさっきの紙を渡してきて。 「…ん?何ですかこれ」 蒼先生はというと、季蛍の腕を握って。 「……高島点滴」 「あ、…はい」 針を渡すとすんなり刺しちゃって。 「え」