「なんで急に…」



「何回もただいまって言ってるのにテレビ見てるんだもん。お仕置き」




「…お仕置き…って」




「もうこんなに一緒にいたらちゅうも嬉しくないか?さすがに」



「そ、そんなこと…」




「ない?……季蛍も明日早いんだから寝よ」




「え、ちょッ」



なぜか体を軽々と抱えられて、そのまま寝室に運ばれる。




「え?蒼…なに?」













「疲れた」


ベッドに体を置かれたと思ったら、覆いかぶさってきて。



「ちょ……蒼ってば…」



「…俺のこと癒してくれるのは季蛍だけでしょ?」




「う、うん」



「……今晩は狼さん」



「だ、だめ、だって封印してくれたじゃん!!」



「………」



と思ったら、スースーと寝息が聞こえて。





「え…?」