「蒼先生……いつまでデートするんですか?」




「…季蛍が行かないって言う日が来るまで」




「…一生来なそうですね、そんな日」



「だと嬉しいけど」




そう笑っていたら、季蛍が白衣を脱いで来た。



「終わった〜」



「お疲れ様。…じゃあ行くか」



「ん、もう終わったし。…高島先生もお疲れ様です」




「お疲れ様。…薬飲んでるか?」



「飲んでますよ!…疑わないでください」




「確認だよ、確認」







「…じゃあまた明日。高島も大変だな、日曜日まで出勤か」



「家に帰ってもどうせ一人なので」




「…はは、そっか。まぁ…お疲れ様」