「あのね、脈が乱れてるから……点滴入れておきたいんだけどな。ダメ?」





「……」





「頑張れない?」






そう言うとちょっと顔を上げて、





「……頑張れない……って言ったら…点滴しないでくれるんですか?」






なんて言っちゃって。





「……んは、やる。」





また顔を上げた季蛍は、少し笑った。






「…頑張ります」