「愛優にも呆れられてる」



「…じゃあ嫌?デート行くの…やだ?」



「………」



「…別にいいんだけど…ね!」



「嫌じゃない。全然嫌じゃない。」




「えっ……」



パソコンの手を止めて手招きをする蒼に寄れば、グイッと腕を引っ張られて。



「嫌なんて言うわけないだろ」



「だってあんまり乗り気じゃないから…ッ」




「治ってばっかりだから考えてるんだよ?俺は」




「……それはそうだけど」




「行くんでしょ?今度の日曜日。だったら飲み忘れないこと」



目の前には薬の袋を差し出された。








…なんだ、ハグとか期待しちゃったじゃん。



腕なんか引っ張るから…。