――――――眩しい光で目が覚めて、目を開けると誰かの声が聞こえる。
「蒼せんせーい、体温計ありますか?」
「…持ってないのか?」
「いやぁ…途中で病院寄ってきたので置いてきちゃって」
「引き出しの中に入ってる。」
ふと左に顔を向けると、そこには椅子に座る高島先生がいた。
「あ、これか」
引き出しの中から体温計を取り出して、顔を上げた高島先生は私と目が合うと少し驚いた顔をした。
「起きてたの?調子どう?今熱測ろうと思って」
「……多分大丈夫です」
「随分と寝てたみたいだからね。点滴も外したし」
「…許可出ないですか?今日には」
「どうだろう。病院で検査してから許可は出すかな」
「じゃあ病院行くんですか?」
「うーん…まぁそういうことになるかな」
「今日…ですか?」
「さすがに今日じゃないよ…許可はもう少し先になりそう。完全に調子が良くなってから。中途半端だとまた倒れるだろ」


