「あのさ……思うけど夏来…大きくなったら体弱いかもしれないよ」
「それは季蛍のせいじゃないって何回も言ってきただろ?」
「そうだけど…」
「ご飯食べたらもう寝室行って。明日許可もらえたらそれほど嬉しいことないんだから」
“季蛍のせいじゃない”
そんなこと言っても…私の体が弱いことは誰がどう見てもわかる事実なのに…。
蒼はいつも“優しい”
優しくしてくれると、涙が出てきちゃうのはなぜなんだろう。
いつも思うけど……また泣きそうになる。
「食べたらベッドね」
「…わかってる」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…