医局に入って軽く片づけをしようと思ったら、高島のデスクの横に突っ立つ季蛍がいて。



近づいてみると、季蛍の手には二枚の紙が握られている。


「…俺は知らない」



高島は目の前のパソコンに、ひたすら打ち込んでいた。


季蛍の背後から紙に手を伸ばして取ると、季蛍は後ろを振り返る。



「あッだめ!!」


「何これ?」